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シャンプーを1日2回続けるとどうなる?シャンプーの適切な回数は?

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頭皮や髪のベタつきが気になって1日2回、シャンプーを朝と夜に行っている人って多いですよね。
夜はその日の汚れを落とすために、朝は寝ぐせ直しも兼ねて寝ている間に分泌された汗や皮脂をサッパリさせるためにシャンプーしているかと思います。
しかし、1日2回のシャンプーは頭皮や髪に良い影響を与えているのか気になりますよね?
 
本記事では、シャンプーを1日2回行うことの頭皮などへの影響や、シャンプーの適切な回数、おすすめの朝シャンの方法をご説明します。
正しいシャンプーの回数や方法を知り、健やかな頭皮と髪を目指しましょう!
 

シャンプーを1日2回するとどうなる?

シャンプーを1日2回行っている人は必見です。
1日2回のシャンプーが頭皮や髪にどのような影響を与えているのか、そして1日2回のシャンプーが合わない肌質の人もいるので、注意点を交えながら説明いたします。

必要な皮脂まで取り去ってしまう


もし、シャンプーを1日2回行えば、皮脂を取り過ぎてしまう可能性があるため、頭皮が乾燥したり、乾燥することによって皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
頭皮が乾燥すると、頭皮のバリア機能が低下して紫外線や細菌などの外的刺激から守れなくなり、かゆみや赤みなどの炎症、フケ・抜け毛・薄毛といったさまざまな頭皮トラブルの原因に。
1日2回シャンプーを行っている人は、上記の頭皮トラブルに心当たりはないでしょうか?
 
シャンプーの目的は、その日に付いた大気汚染物質やアレルゲン物質などの髪に付着する汚れや、頭皮の汗や余分な皮脂汚れを洗うために行うもの。
シャンプーに配合されている界面活性剤は、高級アルコール系(石油系)の刺激が強いもの、アミノ酸系の低刺激のものと分かれています。
どちらのタイプのシャンプーも髪の汚れや頭皮の皮脂汚れを落とす効果があるため、夜にシャンプーするだけでも十分に皮脂汚れなどを落とすことができるのです。
 

頭皮だけでなく髪にもダメージを与える


皮脂汚れは汚いものと思いがちですが、実は、上記に挙げた紫外線やアレルゲン物質や細菌など、あらゆる外的刺激から頭皮守ってくれる働きを担っています。
もし、頭皮の皮脂を取り過ぎれば頭皮が傷むだけでなく、健康的な髪が生えづらくなったり、髪の潤いにも影響を与えてしまうことになるのです。
 
ツヤツヤと光沢のある美しい髪は、皮脂が程よく頭皮に残っているからこそ成り立っているので、1日2回シャンプーを行っている人は、頭皮にダメージがあるだけでなく髪も傷んでいる可能性があります。
1日2回シャンプーを行うと頭皮や髪がサッパリするので良いことだと思ってしまいがちですが、実はこのような弊害が起こる可能性があったのです。
 

乾燥しやすい人は注意!


シャンプーのやり過ぎは、頭皮を乾燥させる原因のひとつになることが分かりましたね。
ですので、乾燥肌の人や、ましてや敏感肌の人がシャンプーを1日2回行うということは絶対にやめて欲しいのです。
乾燥しやすい肌質の人は肌のバリア機能が低下しているため、空気が乾燥しやすい冬などはお湯のみで洗い流し、むしろ2~3日に1度のシャンプーでも良いほど。
肌や頭皮が乾燥しやすい人は、すでにかゆみなどの症状が現れている可能性があるので、季節や肌の状態をみて自身に合ったシャンプーの回数を見極めることが大切です。
 

シャンプーの適切な回数は?

では、シャンプーの適切な回数とその理由について説明します。
そして、朝と夜ではどちらがシャンプーするのに適しているかも合わせてご覧ください。

基本的には1回で十分汚れが落ちる


正しい方法でシャンプーを行えば、基本的に1回のシャンプーで十分に汚れを落とすことができるのです。
なぜなら、お湯だけでもほとんどの汚れが落ちるということが分かっているのと、シャンプーに配合されている洗浄成分が皮脂などの汚れをキャッチしてすすぎと共に流れてくれるから。
 
ここで大切なのは、自身にあったシャンプーを使っているかと、正しいシャンプーの方法を知っているか。
以下のページではシャンプーの選び方についてや、正しいシャンプーの方法をまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
自分にあったシャンプーの選び方|シャンプーって種類でこんなに違うの?
【今さら聞けない】美容師に聞いたシャンプーの正しい洗い方
 

夜にシャンプーする方が良い


では、朝と夜の1日2回シャンプーを行っていて回数を減らす場合、どちらがシャンプーするのに適しているのでしょうか?
答えは、夜。夜にシャンプーを行えばその日に付着したさまざまな汚れや汗、余分な皮脂を洗えるからです。
さらには、夜にシャンプーを行ってきちんと乾かして寝ることで、枕カバーなど寝具の雑菌の繁殖を防いで肌や頭皮を守ることができます。
 
そして、朝シャンプーを行ってしまうと、皮脂を取り過ぎてしまう可能性があるため、日中に受ける紫外線のダメージなどの外的刺激から頭皮や髪を守れなくなってしまうのです。
外的刺激から頭皮や髪を守ろうとさらに皮脂を分泌するので、ベタつきがさらに気になってしまうことでしょう。
 

どうしても1日2回シャンプーしたい場合は?

それでも脂性肌などの肌質の人や、習慣になってしまってい人は、どうしても1日2回シャンプーをしたい!と思っていることでしょう。
ここからは、おすすめの朝シャン方法をご紹介します。

朝シャンはお湯だけで済ませよう


お湯だけで洗う「湯シャン」という言葉が有名になったのは、タモリや福山雅治などの芸能人が行っているシャンプー方法ということで話題となりました。
湯シャンは、1日2回シャンプーを行っていて頭皮トラブルが気になる方や、頭皮環境の改善、美髪になりたい人におすすめです。
湯シャンの効果やその方法について説明していきます。
 

湯シャンの効果

湯シャンの効果は、皮脂を取り過ぎずに洗えるということが最大の効果だといえます。
よく、洗顔でもぬるま湯で洗うと余分な皮脂だけを落として肌を守ることができるといわれていますよね?
頭皮も顔の皮膚と1枚で繋がっているため、同じように38℃程度のぬるま湯を使ってやさしく余分な皮脂を洗い流し、継続することで本来のバリア機能が正常に働き出すといわれています。
 
そして、皮脂は油と同じなので、お湯の温度が上がるほど皮脂が溶け出して洗い流れてしまいます。
約40℃のお湯でシャンプーと同じような脱脂力になるそうですよ。
たった2℃ほどの違いですが、皮脂を取り過ぎないようお湯の温度には注意しましょう。
 

湯シャンの方法

湯シャンの方法はシャンプーがないというだけなので、ほとんど同じです。

  1. あらかじめクシで髪をといておきましょう。
  2. ぬるま湯で5分ほど頭皮をマッサージしながらお湯と皮脂を馴染ませていきます。
  3. このとき、濡れている状態だと髪が傷んでしまうので、髪同士を擦り合わせないように注意してください。
  4. もし、日中に皮脂が臭ってこないか気になる、髪のきしみが気になる、という方は、頭皮に付けないようコンディショナーなどを使ってもOK。
  5. 最後にぬるま湯で洗い流し、髪を傷めないようタオルドライして、雑菌の繁殖を防ぐためにすぐにドライヤーを行えば朝の湯シャンは完了です。

頭皮がかゆい場合はシャンプーの方法を見直して


頭皮がかゆいという場合、シャンプーの方法が間違っているかもしれません。
もしくは、皮膚炎を起こしている可能性があるので、その場合はすぐに医師に診てもらいましょう。
詳しい原因と対策を説明します。

頭皮がかゆくなる原因と対策

もし、頭皮のかゆみが気になるという場合、夜のシャンプーが頭皮に残っている可能性があります。
頭皮にシャンプーが残っていると、シャンプーの洗浄成分の中に皮脂汚れなども含まれています。
寝ている間に皮脂などをエサに雑菌が繁殖したり、頭皮が荒れて炎症が起きたせいでかゆみが発生していることもあるのです。
 
まずは、上記でご紹介している別ページで、正しいシャンプーの方法を知りましょう。
それでも治らない場合は脂漏性皮膚炎などを発症していることもあるため、皮膚科医へ相談することをおすすめします。
 

頭皮に潤いを与えて血行を良くするのも手

頭皮のかゆみの原因のうち、頭皮が乾燥しているということも理由に挙げられます。
頭皮が乾燥していると、かゆみ以外にも乾性フケが出たりするなど新たな頭皮トラブルにも悩まされてしまいます。
 
頭皮の乾燥対策としては、顔と同じように保湿ローションなどで潤いを与えてあげましょう。
頭皮用のサラっとしたテクスチャーのオイルもあるので、保湿がてら頭皮マッサージを行って血行を良くするのも、乾燥によるかゆみを防いで健康な頭皮に導いてくれる方法です
 

まとめ


特に夏などは寝汗をかいたり、皮脂によるベタつきが気になったりする人が増えてくるので、どうしても1日2回シャンプーを行いたいと思ってしまいがち。
ですが、シャンプーのやり過ぎはかえって皮脂を過剰分泌させてしまうほか、さまざまな頭皮トラブルを引き起こす原因となり、健康な育毛にも影響を及ぼす可能性があることが分かりました。
どうしても朝シャンしないと気持ち悪いという方は、芸能人も取り入れている湯シャンを試してみてくださいね。
あまりおすすめはできないのですが、脂性肌でどうしても朝もシャンプーを使いたいという方は、刺激の弱いアミノ酸系シャンプーを使い、シャンプーを短時間で済ませるようにしましょう。
正しいシャンプーの回数と方法で、健やかな頭皮環境を目指してくださいね!

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